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教区・特区重点プロジェクトリーダー研修協議会

更新日:2020年4月8日

1月23日〜24日、出張で京都・本願寺へ。


二日間にわたり、「教区・特区重点プロジェクトリーダー研修協議会」に参加してきました。


重点プロジェクトとは、宗門(浄土真宗本願寺派)を構築する全てのものが参画する「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)推進の中核的な取り組みのことです。


実践運動は中央、教区、組の実践運動委員会を中心に推進されていますが、特に重点プロジェクトに関して、教区・組を通じて一体的に推進するため、重点プロジェクトリーダー、サブリーダーというものが置かれることになりました。


リーダー、サブリーダーは、教区の実情に合わせ、委員や教務所職員から任命されます。


今期は10月から半年度という短い期間ですが、わたしが東京教区の重点プロジェクトリーダーを担うことになったため、このたびそれに関する研修会に出向させていただきました。


この重点プロジェクトリーダーは、従来の相談員制度の復活ではありません。


従来の相談員は、一人で全ての分野を網羅し担っていく必要があり、負担の大きい役職でした。スーパーマンでもない限り不可能な任務、というわけです。同時に、相談員一人に任せっきりというのは、どうしても権威化しやすくなり、そもそも全員参画を謳う実践運動本来のあり方と異なってきます。


また、実践運動を全国に周知させるため、研究員や部長・賛事クラスの役職が出向する「講師派遣制度」というものがあります。この制度をもってしても、出向者が日々の宗務に追われるなかで、全国の教区・組へ十分に出向することは難しい現実がありました。


こうした状況を受けて設けられたのが、重点プロジェクトリーダーです。

つまり、従来の相談員は実践運動の統括ポジションでしたが、重点プロジェクトリーダーは、実践運動のなかの重点プロジェクトに特化したリーダーです。


重点プロジェクトリーダーは、教区と各組それぞれに配置されます。

来年度、各組の委員から1名、組重点プロジェクトリーダーが、各組で話し合って輩出されます。


さて、重点プロジェクトは、

 第一期三年間(平成24年度~26年度)

 第二期三年間(平成27年度~29年度)

 第三期二年間(平成30年度~令和元年度)

と展開し、来期からは第四期四年間(令和2年度〜令和5年度)となります。


今期二年間、来期四年間という変則的な期間となっている理由は、組長をはじめとする役職者の任期に合わせ推進期間が調整されたためです。ですから、来期より諸々の役職者が一新し、新たなメンバーによって運動が展開されることになります。


さまざまに一新してはじまる来年度の実践運動。


不安もありますが、親鸞聖人の顕らかにしてくださった浄土真宗という仏教によって、自他共に心豊かに生きることのできる社会に貢献できるよう、努めてまいりたいと思います。


「築地本願寺の隣にあるお寺 法重寺」



#実践運動 #重点プロジェクトリーダー #御同朋の社会を目指す運動

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