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執筆者の写真副住職

涅槃会布教大会

更新日:2019年3月14日

昨日2月15日は、お釈迦様のご命日(お釈迦さまが涅槃に入られた日)と伝えられています。


このお釈迦さまのご命日を機縁に、毎年2月15日は、東京教区青年布教使の運営による「涅槃会布教大会」が開催されています。


今年も大会が開催され、会場は、築地本願寺・講堂。

わたしもスタッフとして参加させていただきました。


ところで、この東京教区青年布教使による涅槃会布教大会は、単なる布教大会でありません。


ある先輩が、こんなことを仰っていました。

 

東京教区の涅槃会布教大会は、「若手布教使の登竜門」であり、野球で言えば、デビュー戦のようなものなんだよ。

 

あくまで一個人の見解かもしれませんが、昔から、本大会では、出向者が所属するお寺のご門徒が応援に駆けつけたり、先輩僧侶が若手人材の発掘を目的に兼ねてきた歴史があるようです。


こちらが当日の様子です。

おかげさまで多くの方々がお見えです。法話される方にとっては、緊張しないはずがありません。。。


新たに布教使として任命された出向講師は、こちらの面々。


左から、稲葉空土先生、伊東英明先生、澤田唯先生。


お一人約15分の法話を頂戴しました。


休憩をはさみ、最後は、敬覚寺・大江宏玄先生より約30分の法話を頂戴しました。


大江先生は、若手布教使お三方のお話について振り返るなかで、彼らを講評するどころか、むしろそのお話をうけて、ご自身に至り届く阿弥陀さまについて味わっておられました。


先に述べたように、東京教区の涅槃会布教大会は、新人布教使のデビュー戦も兼ねています。これは、一つのモチベーションやエンターテイメント性として大切な位置付けです。


しかし、それよりも大切なことは、たとえ新人布教使の法話であったとしても、阿弥陀さまのお話を我がごととして聞かせていただくところに意義があります。出向講師が新人だろうが、ベテランだろうが、実はあまり関係ないのです。


そんなことを、改めて先輩のすがたから教導いただいたような、そんな気が致しました。



大会後は、築地界隈のお店にて、楽しく懇親・交流がおこなわれました。


充実した1日を有難うございました。


『築地本願寺の隣にあるお寺 法重寺』

#涅槃会 #築地本願寺 #布教大会 


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