本日は、銀座サロンにてお話させていただきました。
テーマは、「語り継がれる親鸞像」。
人は親鸞聖人に何を求め、何を語り継いできたのでしょうか?
古来人々は、それぞれのイメージで親鸞聖人を物語ってきました。
そこで描き出された聖人像は、ときに教えや史実とかけ離れることも珍しくありませんでした。
しかし、 そのイメージは紛れもなく「親鸞」として語られ、親鸞聖人像は、その時代と場所に沿ったかたちで今日まで継承されてきました。
その具体的事例を、江戸時代の真宗寺院の由緒からたずねていきました。
親鸞聖人が大蛇や幽霊を済度したお話です。
こうした物語を、「荒唐無稽だ。非真宗的だ。」と切り捨てることは簡単です。
しかし、そこに、その時代に展開された、浄土真宗伝道の軌跡があるのです。
先人方の、親鸞聖人の魅力(教えを含む)を伝えるご苦労は、はかりしれません。
ありがたいことに、今回の続編をお話する機会を頂戴しました。
次回は、6月5日(水)19:00〜20:30です。
引き続き、異なる時代や場所で語られる親鸞伝を読みながら、その物語を作った人や、読んだ人の気持ちに分け入って、その時代特有の感じ方・考え方についてたずねていきます。
『築地本願寺の隣にあるお寺 法重寺』
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