昨日は自坊法重寺にて、降誕会でした。
降誕会とは、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人のご誕生をお祝いする法要です。
5月21日、隣の築地本願寺での勤修とあわせて開催いたしました。
ご講師は、広島県より堀靖史先生。学生時代に、とてもお世話になった先生です。
堀先生はご自身を雨男と仰る通り、当日は大豪雨!
ようこそお越しくださいました。
短いお勤めののち、御法話。
御恩報謝についてお話しくださいました。
「報」とは、「報いる」とよく説明されますが、「知らせる」という意味があります。例えば、「日報」とか「報道」という言葉がそれにあたります。
わたしが当たり前と思っていることが、実は当たり前ではないということを「知らせる(報)」はたらきにであうことで、それが感謝になります。
日常の生活で言えば、食事の数、息の数、心臓の鼓動の数は、これまで膨大な数を蓄積しているにもかかわらず、当たり前すぎて、気にもかけていません。しかしそれが当たり前ではないことを知らされるところに、感謝があります。
報恩とは、仏さまから恩が知らされるのです。
後半は、その南無阿弥陀仏のいわれを、古来母親の乳に喩えられてきた事例を紹介くださいました。
・寒暑同味
・転苦成甘
・時処不嫌
貴重なお話をお取り次ぎくださった堀先生に、心より感謝申し上げます。
法話ののち、引き続き、江上るみ子先生によるリラックスヨガ。
30分という時間はあっという間で、参加者のみなさまからは大好評でした。
江上先生は、毎月第一月曜開催の「お寺でリトミック」の講師として来てくださっています。
一階スペースは、寺マーケットという名で、フリーマーケットと行いました。
はなまつりでもおこなったNAYU先生による「ハーバリウムペン作り」を体験する方々。
真剣なまなざしですね!w
とても楽しい降誕会でした。お参りくださった方々、有難うございました。
『築地本願寺の隣にあるお寺、法重寺』
#降誕会 #親鸞聖人 #お寺でヨガ
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