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東京教区冬期僧侶寺族研修会

最終更新: 2019年3月14日


昨日から二日間、


2018年度東京教区冬期僧侶寺族研修会


が、東京・築地本願寺にて行われ、参加してきました。



この研修会は、浄土真宗本願寺派の僧侶と寺族を対象にした東京教区中心の研修会です。


「東京教区」とは、東京都、神奈川県、埼玉県、群馬県、千葉県、茨城県、栃木県、山梨県及び静岡県の1都8県で構成されています。 それをさらに24の組(そ)に分けて活動しています。


また「僧侶寺族研修会」とは、僧侶だけでなく、寺に属する家族なども含めて参加し、教えの理解や、社会の中で行動できる素養を身につけるための研鑽の場、という意味です。


ここで、この度の研修会の位置付けを少し整理してみます。


そもそも、浄土真宗本願寺派の教団では、「御同朋の社会をめざして」という目標を掲げ、「基幹運動(門信徒会運動・同朋運動)」を長期にわたり進めてきました。


「御同朋」とは「おんどうぼう」と読み、その言葉の解釈は一言ではなかなか難しいですが、「同じ支えのもと、心豊かに生きる」くらいにしておきます。興味ある方はコチラ

宗門(浄土真宗本願寺派)では、1986(昭和 61)年より「御同朋の社会をめざして」という目標を掲げ、「基幹運動(門信徒会運動・同朋運動)」を進めてまいりました。全員聞法・全員伝道を提唱する門信徒会運動では、教化団体の活性化や門徒推進員の養成などを通して、組・教区活動を活発化させてきました。また、同朋運動は、私と教団のあり方を問い、部落差別をはじめとするあらゆる差別・被差別からの解放をめざすことを通して、人々の苦悩に向き合う活動を充実させてきました。基幹運動の成果と課題を踏まえ、さらに教えを広く世界に伝えていくこと、また従来の枠組みを超えた多様な活動を、より広く実践していくことをめざし、宗門では、2012(平成24)年4月から、運動名称を「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)とあらため、宗門全体の活動として進めています。


(『「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)総合基本計画・重点プロジェクト』より抜粋)

東京教区では、「御同朋の社会をめざす運動」東京教区委員会によって、年度ごとに計画が定められています。詳細については、以下の東京教区教務所ウェブサイトにて公開されています。


「2018(平成30)年度「御同朋の社会をめざす運動」東京教区委員会計画」

http://tokyo-hongwanji.jp/activity/2012-13


具体的に、3つの部門と2つの専門委員会の体制で運動が進んでいます。


これについては、東京教区(1都8県)を24に分けた各組から、担当者を数名選出し、企画・運営がおこなわれます。


この度の研修会は、その「研修部門」の行事です。


【1日目】


講師 坂原 英見 氏(本願寺派総合研究所研究員、備後教区三次組東光坊住職)

講題 「御同朋の社会をめざして〜僧侶研修会のはじまり〜」


【2日目】


講師 松尾 宣昭 氏(本願寺派司教、富山教区富山組順正寺住職)

講題 業について


1日目の模様です。

この研修会がなぜ始まったのか。何を目的として開催されているのか、という出発点を学ばせていただきました。


教団は、これまで多くの差別事件を生じさせてきました。最近「ヘイトスピーチ」という言葉を聞きますが、教団は時代に先駆けてヘイトスピーチを行ってきたのです。


今後は、教団内外に生じる差別事件を、他人事ではなく自らの問題として向き合っていくことが求められています。


本研修会は、過去の私たち教団が社会と交わした大きな約束や背景から開催されているのです。


2日目の写真は撮るのを忘れてしまいましたが、「業」について、松尾先生から終始興味深いお話を聞かせていただきました。以下、レジュメの小見出しを抜粋させてください。



・「業」や「輪廻」の非科学性

・「輪廻」は「諸法無我」と矛盾しない(1)〜今生を出て後生に入る主体は何か?〜

・「輪廻」は「諸法無我」と矛盾しない(2)〜輪廻を目撃する経験とは何か?〜

・仏教は輪廻説を肯定し、輪廻を否定する

・輪廻に対する一解釈 ー我ら迷いの心の所産

・業報輪廻から脱出する力を私は永遠に持ち得ない ー機の深信

・だからこそ大願業力が徹到して私の正定業となって下さった ー法の深信

・信心の「一人」性と「われら」性


僧侶寺族研修会は、私自身が物心ついたときにはすでに存在していた研修会でしたので、「そもそも論」として学びの深い時間でした。


運営くださった「研修部門」のみなさま、有難うございました。



『築地本願寺の隣にあるお寺 法重寺』

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