学会で発表のため、台湾へ行ってきました。
法鼓文理学院という台湾の北にある仏教大学機関が会場でした。
今年で第19回目となる、国際真宗学会。隔年開催です。
今回は、江戸時代の親鸞伝について発表してきました。
英語で20分の発表に引き続き、10分の質疑応答。
発表は事前に準備した原稿を読めば良いので、何とかなるのですが、こわいのが質疑応答。
国外の大学教授や研究者から、質問がきます。
学会発表において、聴衆者から反応があることは、ある意味研究内容に関心をもっているという点から見れば良いことです。
が、どんな質問がくるのか予想ができないうえ、第2言語の英語で即座にこたえる作業は、わたしにとってはかなりハードルが高いです。
発表は、緊張していたせいか、口が乾きうまく話すことができず、予想以上に時間がかかってしまいました。
お寺でのご法話の際、持ち時間は必ず守るように心がけているのですが、発表時間を2分ほど超過してしまいました。学会発表とはいえ、反省しております。
結果として、質疑応答の時間が若干削られたわけでありますが、米国留学時代にお世話になったRev. Ken Yamada、カリフォルニア大学教授のProf. Mark Blum、コロンビア大学准教授のAsst. Prof. Jessica, Mainの三名の先生方からご質問を頂戴いたしました。
決してうまく答えられたわけではありませんが、たどたどしい英語を使いながら、熱意のみで頑張りました。
会場での懇親会を終え、参加者のみなさんと少しだけ会場近くの街に出ました。
繁華街から離れている地域で、かつ夜も遅かったので、ほとんどの店は閉まっていましたが、おつまみとジュースを堪能しました。
ガイドマップに載っているような場所を一切観光せずに終了した台湾。
次回は家族とゆっくり夜市にでも行けたらと思います。
『築地本願寺の隣にあるお寺、法重寺』
#学会発表 #台湾 #IASBS
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